日本酒もワインも、
GI長野は山が醸す。

3000m級の峰がそびえる長野県の平均標高は1000m超。
郷土ゆかりの島崎藤村にならえば「長野県はすべて山のなか」。
山からの清水とお米の旨み、ぶどうの凝縮感と山のテロワール。
GI長野の日本酒とワインは山で醸されています。

GI長野とは?

ABOUT GI NAGANO

GIとは「Geographical Indication」、つまり「地理的表示」のこと。その地ならではの味わいや品質を、その地において確立したものだけが、その地名を冠することができます。

「GI長野」は、県産の原料を用いて県内で造り、確かな品質を誇る、長野県産の日本酒とワインである証です。

GI NAGANO

SAKE

山からの清水と
お米の旨み

山に降った雨や雪は沢となって田を潤し、あるいは大地を透って湧き出でます。その水は、水質も味わいもさまざまです。

山はまた嵐をさえぎって稲を守り、その地形が生む昼夜の寒暖差は、より良いお米を育てます。

山がもたらす清水と、山がはぐくむお米から、長野県の日本酒はつくられます。

GI NAGANO SAKE SITE
GI NAGANO

WINE

ぶどうの凝縮感と
山のテロワール

日当たりがよく乾燥して、朝晩の寒暖差が大きく、水はけも風通しも良い。長野県の谷間では凝縮感のあるぶどうが育ちます。

山の養分は水にとけて流れて谷間に集まり、ぶどうは力強く張った根で土壌由来の成分を吸収します。

だから、ぶどうは土地ごとの個性、つまり山のテロワールをよくあらわします。

NAGANO WINE SITE

原産地呼称からGI長野へ

長野県では2002(平成14)年に「長野県原産地呼称管理制度」を創設し、日本酒やワイン、そして焼酎やシードル、米、などの農産物加工品の地域ブランドを確立してきました。
本制度の日本酒・焼酎委員会とワイン委員会が2021(令和3)年4月23日、国税局に「GI長野」認定の申し立てを行ない、同年6月30日、日本酒とワインが指定されました。2酒の同時指定は全国初となります。長野県原産地呼称管理制度の考え方を踏襲しながら、日本酒・ワインは「GI長野」へと移行していきます。